- 面白そうだ!
- 電気代を節約したい!
- 業者に任せると高い!
私は、自分で購入した機器を組み合わせて、自宅のすべての家電製品を、ソーラー発電した電気で動かしています。天気が良ければ、電気をまったく購入しない日も多いです。
DIYの情報は少ないのでまとめることにしました
ネットを調べると、ソーラーパネルや家庭用蓄電池の業者が書いている情報は、たくさんあります。でも、自分で機器を組み合わせて発電するための情報は、あまり出てきません。
私は、自分でソーラー発電システムを作るための情報を、できるだけ網羅的にご紹介したいと考えて、このページを作りました。自分の手にエネルギーの生産を取り戻すことは、すばらしいことです。
かなり費用のかかることですし、安全性も考えなくてはいけません。いろいろな規則を守ることも必要です。私自身、いろいろ失敗もしました。試行錯誤の様子は、このブログとYouTubeで公開していきます。
(まだ作成途上ですが、とりあえず公開します)
必要な機材
ここでは、ごく簡単に必要な機材をご紹介します。詳しくは、他のページで少しずつ説明していきます。
ソーラーパネル(PV)
発電をするためのソーラーパネルがないと、始まりませんね。すでにソーラーパネルを屋根に設置して、売電している方も多いでしょう。10年間のFIT期間が終了し、これからどうしようと悩んで、このページに来られた方もいらっしゃるかもしれません。
私は、専門業者に依頼して、2021年に屋根に約11kWのパネルを取り付けてもらいました。売電はしていません。
バッテリー
ソーラーパネルは日中しか発電しませんので、発電した電気を夜も使いたい場合は、バッテリー(蓄電池)が必要です。最近は、太陽光発電と組み合わせるバッテリーも、多く販売されるようになりました。
私は、「セル」と呼ばれるバッテリー部品を購入して、自分で組み立てて使用しています。セル以外に、充放電を管理する「BMS」という機器も必要です。バッテリーの容量は15kWhで、だいたい1日の消費電力くらいになります。
ハイブリッドインバーター
ソーラーパネルで発電した電気は、そのままでは使うことはできません。
- 発電した電気を変換して、バッテリーに充電する
- 発電した電気を、家庭で使う交流100Vに変換する
- バッテリーの電気を、家庭で使う交流100Vに変換する
1台でこうした複数の変換機能を持つのが「ハイブリッドインバーター」と呼ばれる機器です。以前はそれぞれに機器が必要でしたが、1台ですむので、異種組み合わせを意味する「ハイブリッド」と呼ばれています。私の使っているハイブリッドインバーターには、バッテリーが切れたときに、自動的に電力会社の電気に切り替える機能も付いています。
一般のソーラー発電システムには「パワーコンディショナー」と呼ばれる機器がついています。これはソーラーパネルの電気を、家庭で使う電気に変換するとともに、電力会社に売る(売電)機能を持っています。
配線材料や工具、測定器
ケーブル類、ブレーカーやヒューズ、これを加工するための工具、電圧をチェックするテスターなど、他にもいろいろ必要です。
10年以内にもとはとれるし、その後も使える
ソーラーパネルで発電して、電力会社に電気を売っている人はたくさんいますね。でも、最初から自分で使うために設置する人は、まだまだ少ないと思います。どのくらい費用がかかって、どのくらい電気代が節約できるのか、イメージしにくいですよね。
機材の価格は?
ソーラー発電をするための機材の価格は、ここ数年で大きく下がっています。特に、EV(電気自動車)の普及で、バッテリーの価格が下がった効果が大きいです。
ソーラーパネル以外は50万円以内で揃います。ソーラーパネルは、新品でも1kWあたり5万円くらい。
つまり、機材費用だけなら、10kWのパネルが50万円とすると、全部で100万円です。10年使えば、毎月8,000円の計算ですね。
電気代ってどうなるの?
私のところは4人家族の一戸建てで、毎月の電気代は10,000円から20,000円の間でした。ソーラー発電を始めて、だいたい毎月10,000円以上は節約できています。
その上、停電になっても、天気さえ良ければ電気は使い放題です!
私のYouTubeチャンネルです。