ソーラーパネルは昼間しか発電しません。夜間も電気を使いたい場合には、バッテリーが必要です。現時点では、リン酸鉄リチウムバッテリーの使用が最適と考えます。
DIYソーラー発電に使えるバッテリーの種類
ソーラーパネルとともに、費用の大きな部分を占めるのがバッテリーです。DIYソーラー発電で使用するバッテリーの種類をみてみます。
鉛蓄電池
昔ながらの、自動車で使用されているバッテリーです。昔から使われていますので、信頼性が高く、中古や再生品も入手可能、リサイクルが確立されています。
短所としては、重い、寿命が短い。トータルでは意外と高価です。
リン酸鉄リチウムバッテリー
比較的安全ですがエネルギー密度があまり高くありません。テスラでも採用されました。
中国からの個人輸入が中心で、入手性に難ありでしたが、最近はアマゾンなどでも販売されています。セルと呼ばれる青くて四角いものと、いくつかのセルをまとめてパッケージにしたものが販売されています。
最初にAliExpressで購入したリン酸鉄リチウムバッテリーは、Mr.Liの製品でした。今もサブのバッテリーとして、有効に利用しています。以下の商品は小さくて安いですので、ポータブル電源を組むのに使えそうです。
私がソーラー発電システムの導入をお手伝いした「かずひろさん」は、Cerrnssの24V200Ahのバッテリーを2個使っています。リンク先から購入される際には、スペックをよく確認してください。
その他のリチウムイオンバッテリー
リーフなどのEVから取り外した中古バッテリーも使用されています。価格は安いですが、使用には知識とコントローラが必要です。私は使用経験がありません。
ポータブル電源
以上のようなバッテリーの種類ではないのですが、使用されている方が多いのでポータブル電源についても取り上げます。リン酸鉄リチウムのものと、三元系その他のリチウムイオンバッテリーの場合があります。
自分でセルを組む場合に比べると高価ですが、安全性と利便性が高いのが特長です。
各バッテリーの比較は、今後まとめていきます。